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JTA、あす与那国路線から撤退 RAC単独運航へ

観光や物流への影響懸念
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は7日で与那国路線から撤退、8日から琉球エアーコミューター(RAC)が単独で運航する。与那国~石垣路線は1日3便となるが、うち夕方の最終便は週4日の運航。週4日運航だった与那国~那覇路線は毎日の運航となる。座席数150席のJTA機から座席数39席のRAC機に変わることから、町民や宿泊関係者からは観光客の減少や物流への影響などを懸念する声が上がっている。  JTAの与那国~石垣線では、2012年度上半期(4月から9月)の輸送実績が提供座席5万2110席に対し、旅客数は2万2910人、利用率が44.0%と半分以下となっており、赤字が続いている。このため、JTAでは採算路線の見直しとして与那国路線から撤退することを決めていた。  機体が小型化することで、特産品のカジキの島外への出荷量が制限される可能性があることについて、JTA側は「カジキも2本乗せることができ、那覇行きも毎日あるので1週間で50本運ぶことができるので問題ない」としている。  与那国町漁協の中島勝治組合長は「小型機は欠航も多く、カジキを運べない状況になっても航空会社は補償はしない。われわれにとっては死活問題だ。町議会や県議会は再開に向けて取り組んでほしい」と話した。  また、石垣との往復便が増えることで、日帰り観光が増えることが予想され、宿泊業には大きな痛手となる恐れも。  町民からは「便数が増えることはうれしいが、座席減少で予約が取れなくなることや機体が小さいので欠航便が増えるのは困る。折角の2000メートル滑走路がもったいない」との声もある。  外間守吉与那国町長は「今後はJTA便の運航再開を求めて各方面に要請していきたい」と話した。
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