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船浮校運動会に100人余 児童は2人ですが…

近隣4校が船で駆けつけ
 【西表】船浮小中学校(松原健蔵校長、児童2人)の運動会が10月28日、同校運動場で開かれた。同校の児童は5年生の石垣大陽君(11)と2年生の池田元氣君(8)のみ。テーマには2人の名前にちなみ、「太陽サンサン 元気もりもり 運動会 がんばるぞ!」が掲げられた。プログラムはエイサーや総力リレー、玉入れなど多彩で、ほとんどの演目に地域住民が参加可能。あいにくの雨模様にもかかわらず100人もの近隣住民が海を渡り、極小規模校の運動会に駆けつけた。(松井弥恵子記者)  同校は1924年、船浮部落学校として設立。児童・生徒数は安定しておらず,幾度となく廃校の危機にさらされてきた。  運動会には西表小中、上原小、白浜小、鳩間小からも教職員や児童生徒らが参加。近隣の住民も大勢駆けつけ、同校の一大イベントを盛り上げた。  プログラムでは石垣君や池田君、同校教職員らの「エイサー」や保護者や地域住民も加わった「ダイナミック船浮」など多彩な演目を次々に繰り広げた。  フォークダンスでは、懐かしのメロディーに合わせて老若男女が顔を見合わせながら和やかな時間を満喫。昼休みには、地域住民や同校教職員らが丹精込めて作った「いのししそば」が振る舞われ、参加者たちが舌鼓を打った。  白浜小で教員を務めている孫を応援しにきたという佐々木恵美子さん(80)=名古屋市在住=は「本土ではこんな運動会はあり得ない。離島の良さを感じる温かい運動会だね」と笑顔。  白浜から来たという宮国勝枝さん(67)は「なかなか会えない人との再会も楽しみで毎年来ているよ」と語った。  石垣君は「朝は雨が降ってどうなるかと思ったけど、運動会が大成功してとてもうれしい」、池田君は「2年男子のかけっこで1番になれたのがうれしかった。来年もエイサーを頑張りたい」と感想。  松原校長は閉会式で「たった2人だが、100人分以上の頑張りを見せてくれた。今後の学校生活に生かしてほしい」と激励した。
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