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古式ゆかしくミリク行列 祖納・干立で節祭

国指定重文500年余りの伝統
 【西表】国の重要無形民俗文化財に指定されている西表島祖納と干立の節祭(シチィ)が6日、祖納の前泊海岸と干立拝所で行われ、黒い衣装に身を包んだ祖納の「アンガー」やコミカルな動きを見せる干立の「オホホ」、ミリク行列など厳かな奉納芸能が繰り広げられた。  節祭は来年の五穀豊穣と住民の健康、地域の繁栄を祈願する伝統行事。500年以上の伝統があり、1991年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。  祖納の節祭は、前泊海岸での舟浮かべの儀式で舟子が威勢よく2隻の舟を海に出した後、一番旗を先頭にヤフヌ手で船頭や舟子、ミリク、黒の衣装に身を包んだアンガーたちが赤、白のザイを振りながら入場。船元の御座では奉納舞踊やミリクのトゥリムチが続いた。  浜では、男たちによる狂言や勇壮な棒術、婦人のアンガー踊りが古式ゆかしく繰り広げられた。  一方、干立の節祭では、舟漕ぎや干立拝所での狂言、婦人たちの節アンガー、ミリク行列、獅子舞などの奉納芸能が続いた。  また、大きな風呂敷で大金を担いだオホホが登場。「オホホー」と奇妙な掛け声を上げ、こっけいな動きとしぐさで観客を楽しませた。節祭には地元住民のほか、石垣から郷友会の人々や観光客も詰めかけ、秋晴れの下、次々と繰り広げられる奉納芸能を堪能した。
  • タグ: 節祭西表島
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