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新城さん(登野城)が最優秀賞 とぅばらーま大会

23人が熱唱競う
月夜にひびく叙情歌、聴衆魅了
 八重山を代表する叙情歌「とぅばらーま」を競演する2012年度とぅばらーま大会(石垣市主催)が9月30日午後7時から、新栄公園で開かれ、島内外から出場した23人の歌い手たちが情感を込めて熱唱。審査の結果、新城喜亨さん(82)=登野城=が最優秀賞に輝き、岡山創さん(36)=石垣=、慶田花貞吉さん(48)=宮良=が優秀賞、豊里美保さん(24)=平得=が努力賞に選ばれた。会場には大勢の市民が訪れ、思いのこもった歌声に聴き入っていた。  大会は、無形の文化遺産「とぅばらーま」を後世に正しく継承し、発展させようと毎年旧暦8月の十三夜の名月の下に開かれている。今年は台風17号の影響で2日遅れての開催となった。  今回はテープ審査4人を含む41人が応募。関西代表や予選を通過した18歳から82歳までの幅広い年齢層の歌い手が、情緒豊かに歌い上げた。  審査の合間には、歌詞の部入賞者の表彰が行われ、入賞作品を歌唱の部の歴代最優秀賞者により披露された。また今年は宮古島から森田秋さんがゲストとして招かれ「島とーがにー」を切々と歌った。歌唱の部最優秀賞の新城さんには「とぅばらーま大使賞」も贈られた。  前花友宏委員長は「次第に上がっていくところでは声をしぼって、ゆとりを持ち、情感豊かに歌ってほしい」と講評。  新城さんは農作業の様子を野とぅばらーまで歌い上げ、初出場にして最優秀賞を射止めた。1993年から2006年ごろまでは審査委員を務めた経験も。「出るつもりはなかったが、昨年80代の出場者がいたと聞き、挑戦してみようと思った」と述べ、「最高にうれしい。命ある限り歌い続けたい。三線教室の生徒にも教えていければ」と今後の目標を語った。
  • タグ: とぅばらーま
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