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牛流行熱が発生 石垣市

ワクチン接種で拡散防止へ
 牛の届け出伝染病「牛流行熱」の症状が疑われる牛8頭が18日午前、石垣市内の4農場で確認され、19日未明、那覇市内の県家畜衛生試験場で実施した遺伝子検査で、3戸6頭の血液から牛流行熱ウイルスの遺伝子が検出された。最終的な確定診断は2~3週間後になる見込み。牛流行熱の県内での発生は2004年に郡内で発生して以来8年ぶり。  牛流行熱は、ウイルスを蚊やヌカカが媒介する。発症すると、突発的な発熱や食欲低下、乳牛では乳量低下などの症状が出る。解熱に伴い、回復する。死亡率は1%以下。牛以外の動物(人間を含む)にはうつらない。  今回は18日午前、市内の複数の獣医師から連絡を受けた八重山家畜保健衛生所(座喜味聡所長)が連絡があった4戸の農家のうち3戸に立ち入り検査し、採取した検体を県家畜衛生試験場で検査した。その結果、11頭中6頭の血液から牛流行熱ウイルスの遺伝子が検出された。  また、聞き取り調査で、このほか8戸の農場で同様な症状を示す牛の存在が確認された。  最終的な確定診断は2、3週間後となるが「牛流行熱の可能性が極めて高い」(同家保)として19日午前、関係機関が緊急対策会議を開き、病気の拡散防止に向け、今月のセリ取引牛などへのワクチン接種を決めた。  今月のセリで取引が成立した約800頭については20日にワクチンを接種。10月のセリ上場牛については離島が今月中、島内については10月1日~3日の間で1回目のワクチンを接種。2回目はセリ上場時に接種することにしている。  また、出荷牛以外のワクチン接種は、今後の発生状況や地域、農家の希望等を勘案し、順次実施する予定。  家保では、牛流行熱の拡散防止のため、一般の畜産農家に対し、牛舎の消毒や衛生害虫駆除など衛生管理を徹底するよう呼びかけている。
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