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中国各地で反日デモが起きている…

 中国各地で反日デモが起きている。全く愚かなことだ。そして、その口実を与えた石原都知事の言動はもっと愚かなことだと思う▼いつも危険にさらされる恐れのある辺境地の我々にとっては迷惑至極のことだ。とうとう米国国防長官が両方に自制を呼びかける事態にまでなった▼ことの始まりは石原都知事が米国ヘリテージ財団において尖閣購入をぶちあげたことにある。その時彼は、国にほえ面をかかせるためだと発言した。国は石原氏の暴走を懸念して、やむなく尖閣国有化を実行せざるを得なかった▼もともと尖閣諸島地権者である栗原家には事業失敗による借財が20億円以上あり、その利払いだけでも大変だと言われていた。ちょうどその借財に見合う金額で栗原家は国と交渉したのである。結果としてほえ面をかかされたのは石原都知事の方である▼先日、9月15日の朝日新聞に中国海洋監視船の写真とともに慶田城用武遺族会長の「国同士の争いをやめることが戦争で死んだ人たちへの最大の供養。平和な海で犠牲者を弔いたい」との切実な談話が載っている。そしてその下段には石原都知事の「追っ払えばいいんだよ。体当たりしたらいいんだ」との発言もある▼当事者の心痛と、軽薄な扇動だけの人間の無責任さとの差異が実に歴然としている。(八重洋一郎)

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