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アンガマ各地で始まる 珍問答に笑い声響く

 ソーロン(旧盆)入りの30日、グソー(後生、あの世)からやってきたとされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)がファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。各地の青年会が行っている旧盆の伝統行事で、会場からの問い掛けにウシュマイとンミーが独特の裏声でユーモアたっぷりに答える問答などがにぎやかに繰り広げられた。  伝統を受け継ぐ各地区の青年会では2、3週間ほど前から公民館で練習し、長老や先輩たちから方言の指導を受けたり、踊りのけいこに取り組んできた。  このうち市内登野城の新城浩健さん宅(63)には午後7時ごろ、登野城青年会(黒島弘義会長)のアンガマ一行約40人が訪問。仏壇に線香をあげ手を合わせて「ウートゥートゥー」と念仏を唱えて始まり、ファーマーたちが次々と踊りを繰り広げた。  ウシュマイとンミーに「フルーツのキウイはシマムニ(島言葉)でなんて言うの」「夏休みの宿題がまだ終わらないけど、どうしたらいい」などユーモラスな質問に、ウシュマイとンミーが冗談を交えて答えを返すやりとりが続き、集まった見物人を楽しませた。  アンガマは、9月1日のウクイピー(精霊送り)まで、市内各地で夜遅くまで繰り広げられる。

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