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「訴え届いた」2陣営歓喜

 10日投開票された県議選石垣市区は現職の高嶺善伸氏(61)と新人の砂川利勝氏(48)が当選。両陣営では、喜びの万歳が繰り返され、勝利を祝う大勢の支持者の歓喜に包まれた。当確後、支持者を前に高嶺氏は「離島、へき地医療の拠点として県立八重山病院を守り通したい」と独法化阻止に決意を表明。砂川氏は「郡民の代弁者として離島の格差是正に取り組む」と県政に踏み出す決意を語った。 ■現職の強みを発揮 3期12年の実績評価、高嶺陣営  午後9時25分ごろ、高嶺選対事務所はテレビの選挙速報で「当確」の知らせが入り、事務所に集まった大勢の支持者らが「おー」「やった」と大きな歓声をあげ、拍手と指笛が鳴り響いた。   4期目の当選を果たした高嶺善伸氏は「八重山の良識ある有権者の選択を期待して良かった。とても感謝している。3期12年間、特に議長としての4年間の経験に対する市民、郡民の期待にしっかり応えていきたい」と述べ、支持者と共に4期目のトップ当選を喜んだ。  當山善堂選対本部長は「過去12年間の実績、特に3期目の県議会議長としての政治家の力量、手腕、政策の実現力が勝因」と高嶺氏をたたえた。  高嶺氏は支持者一人ひとりと握手を交わして感謝するとともに、当選の喜びを分かち合った。  当面の県議活動について高嶺氏は「まずは県立病院の独立法人化に反対する。知事と議論し、議会で離島へき地医療の拠点病院は県立で行くべきだと訴えていきたい。  また、新石垣空港開港を“景気回復元年”にするためにも、国内だけでなく、海外からの観光客を増やし、第1次産業を6次産業化して総合産業に発展させていきたい」と力強く抱負を語った。 ■草の根運動が浸透 各層から幅広く集票、砂川陣営  「やった」「当選だ」。午後10時10分すぎ、テレビが当確を打つと、今か今かと「当確」の2文字を待ち望んだ大勢の支持者が歓喜の声を上げ、喜びが爆発した。だれかれとなく握手、抱き合う女性支持者、涙ぐみながらガッチリ握手する運動員。支持者にもみくちゃにされながら砂川利勝氏が、勝利のダルマに目を入れた。  満面の笑顔で支持者の前に立った砂川氏は「厳しい選挙だったが、皆さんの草の根運動が勝利に導いた」と感謝。伊良皆高信選対本部長が「地域の有権者の声を聞き、自分の政策を訴えてきた。地域、郡民の目線で政治をする姿勢が伝わった」と勝因を分析した。  平良秀之市議は「これから4年間、県議として死にものぐるいで八重山郡民のために働いてもらいたい」と期待を込めた。  砂川氏は「元気な八重山をつくってほしい。格差是正をしてほしいという郡民の期待を感じた。郡民の代弁者として真っ先に格差是正に取り組み、第1次産業、公共工事、燃料、医療、運賃問題などすべての格差をなくしたい」と決意を示した。  また「農林水産物の輸送費補助を県議会でしっかり予算付けし、第1次産業を元気にしたい」と農家出身者としての意を強くした。

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