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オニヒトデに注意を 宮古では死亡例も

 宮古島市の伊良部島白鳥崎沖合でダイビングインストラクターの女性がオニヒトデに刺されて死亡した事故を受け、石垣市は海水浴時に注意するよう呼びかけている。  県によると、八重山では2011年に14件のオニヒトデ刺傷被害が報告されている。重症はなかったが、宮古での死亡例は急性アレルギー反応「アナフィラキシー・ショック」に起因したものだったことが判明した。一度刺されると体内に抗体ができ、再度刺された際に強いショック症状を引き起こす可能性があるという。  市は対策として▽オニヒトデに触らない▽昼間はテーブルサンゴの下に隠れていることがあるためテーブルサンゴの下に手を入れない▽リーフを歩くときは底の硬い靴を履くなどの方法を紹介している。  刺された場合はとげをまっすぐ抜き、患部を動かさず、痛みを和らげるために42度くらいのお湯につけるなどの応急措置もあるが、市は「すぐに医療機関での治療を」と呼びかけている。  八重山環境ネットワークのまとめによると、八重山ダイビング協会など各団体が4月までに駆除したオニヒトデは計5万4194匹。場所は名蔵湾、米原Wリーフ、伊原間沖、大崎など。1月から2月にかけては石垣島北部、浦底湾で大量に遡上(そじょう)しているのが確認された。  水中で捕獲したオニヒトデを船に引き揚げる際に刺されるケースがあるが、同協会が3月28日に試みた酢酸注射法による駆除は、労力の軽減や刺傷事故の防止が期待されている。

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