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「岩崎卓爾・正木任」展始まる 昆虫標本など展示、15日まで

 バンナ公園北口の世界の昆虫館(山田守館長)で1日から「岩崎卓爾・正木任」展が始まった。2氏の名を冠した昆虫類の標本や写真が展示されている。岩崎氏の指導を受けた地元出身の正木氏の業績はあまり知られておらず、同館では「島に素晴らしい先人がいたことを忘れてはならず、多くの人に知ってもらいたい」(山田館長)と話している。展示は15日までの午前9時半から午後5時。  仙台市の岩崎氏は「天文屋の御主前」として有名、生物調査など多方面に業績を残している。正木氏は幼少のころから岩崎の指導を受け、上京後に岩崎氏の勧めで測候所入り。自然観察の才覚を発揮し、新種の昆虫などを発見したが、出張から帰任するために乗船した「高千穂丸」が与那国島沖で米国潜水艦の砲撃を受け、37歳の若さで命を失った。  同展には「マサキウラナミジャノメ」など「マサキ」と名のついた昆虫4種類、「イワサキ」の冠がついた昆虫11種類が展示されているほか、正木の次男・譲さん(77)=登野城=が提供した写真資料も並べられている。  会場を訪れた譲さんは「父は兄貴(学さん)を自転車に乗せて山に行っていた。僕は小学1年のときだから行けなかった」と思い出話を披露、「こういう機会がなかったのでありがたい」と感謝した。  テレビなどに出演し、昆虫採集のマニアでもある早稲田大学教授の池田清彦さんが会場に足を運び、「虫好きな人はマサキという名前をみんな知っている」と話し、譲さんと談笑していた。

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