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小浜製糖工場が完成 あすから今期の操業開始

 【小浜】竹富町小浜製糖工場の落成式が28日午前、同工場で開かれた。工場内の見学やテープカットが行われたあと、小浜公民館で祝賀会も催され、島内の生産農家をはじめ多くの関係者らが紆余(うよ)曲折を経て実現した新工場の完成を祝った。新工場の1日当たりの原料処理量は50トン。長雨の影響で完成が約1カ月遅れたが、30日から操業を始める。  同工場は小浜糖業の工場老朽化や経営不振が続いたことから、抜本的な改善策として県製糖施設緊急整備対策事業を導入して町が施設を整備。指定管理者制度でJAが運営する。  落成式典では川満栄長町長が「今回の施設完成で黒糖製品の品質向上が図られ、販売拡大と小浜島の経済活性化につながることを期待している。生産農家には2002年の7600トンの実績を上回る増産を目指してほしい」とあいさつ。  町議会の西大舛高旬議長(代読)、沖縄総合事務局農林水産部の馬場一洋部長、県農林水産部の比嘉俊昭部長(代読)、県農業協同組合中央会の小那覇安優会長(代読)らも祝辞を述べた。  新工場完成に新本光孝館長は「今日の喜びは天にも昇る喜びだ。新製糖工場の建設に応えるべく、サトウキビ増産に励まなければならない」と喜んだ。  クモーマさとうきび生産組合の大盛武組合長も「新工場完成に地域を挙げて喜んでおり、目標生産量5000トンを目指して頑張りたい」と決意を新たにした。  公民館で開かれた祝賀会では、川満町長から土地所有者の成底哲氏、嵩原力氏。盛り土の土提供者の大盛肇氏。施工業者の福山商事(福山俊行代表)、大米建設八重山支店(兼島公男支店長)、丸尾建設(知念敏治社長)、県農業協同組合(砂川弘樹代表理事)に感謝状が贈られた。  施設は鉄骨2階建て延べ床面積2080.42平方メートル。圧搾機やバガスボイラー、詰め場・加工室も整備されており、総事業費は16億200万円。小浜島の今期のサトウキビ生産量は2300トンで30日から操業が始まる。

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