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名蔵湾に日本最大級沈水カルスト 岡山大院研究班が発見

 名蔵湾内で日本最大の沈水カルスト地形を発見したと、岡山大学大学院教育学研究科の菅浩伸教授らの研究グループが16日、発表した。菅教授は「完全に沈水したカルスト地形が見つかるのは世界的にも例がない」と話している。29日、東京で開催される日本地理学会2012春季学術大会で報告する。  沈水カルストは、石灰岩など岩石でできた地表が雨水などに浸食され、その後、気候変動による海面上昇で海底に沈んだ地形。  研究グループは昨年8月、石垣島周辺の海底地形調査の一環として特殊な測深機で水深を調査。名蔵湾中央部の1.85キロメートル×2.70キロメートルの範囲で3次元測量を実施した結果、水深1.6メートルから58.5メートルの海底でドリーネカルストや河川カルストなど5種類の沈水カルスト地形が認められたという。  名蔵湾は南北6キロ、東西5キロの広がりを持つことから、日本最大の沈水カルスト地形になるという。  菅教授は「名蔵湾全体がカルスト地形であると言える。広い範囲に見事な地形がある。さまざまな種類のカルストがあり、非常に珍しい」と強調した。  学会では、詳細な地形図や潜水調査結果をもとに名蔵湾沈水カルストの大規模で多様な形態を紹介する。

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