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BBQ赤字穴埋め撤回 補正予算案を訂正、実行委で対応検討へ

 石垣牛大バーベキュー大会実行委員会(委員長・中山義隆市長)の赤字分約288万円を穴埋めしようと、2011年度一般会計補正予算案に同額の追加補助金を計上した石垣市は12日、「議員や市民の理解が得られない」(中山市長)と判断して撤回した。予算案から補助金を削除、財政調整基金に組み入れる訂正案を本会議に上程、全会一致で可決された。市は「実行委員会で責任をもって対応する」(吉村乗勝企画部長)として同日夕、5団体の代表らを集めて役員会を開き、実行委で赤字解消に取り組むことを確認した。  市が当初予算で補助金を出した後、追加して補助した例は過去になく、野党議員から「市長が旗振り役をしているから補てんするのか」「他の団体が赤字になったら補てんするのか」「実行委員会に諮ることなく市が負担するのは安易だ」と猛反発を招いていた。  市内部でも補正予算を編成する際に「好ましくない」(財政担当)との意見が出ており、事前のチェック機能や調整機能が十分ではなかったことも露呈。与党の1人は「当初からすったもんだした問題なので、もっと気を使うべきだ」と苦言を呈した。  補正予算案を審議した総務財政委員会の砂川利勝委員長は「あしき事例をつくらないためにも二度とこのようなことがないよう強く切望したい」とクギを刺した。中山市長は本会議終了後、「議員の指摘は真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。  市によると、1頭から確保できる量が当初計画を下回った上、キロ単価が上昇。さらに3日前の記録挑戦変更で精肉店からくし焼き用の肉を別途購入したことで支出が増えたという。赤字は1事業所への未払い分となっている。  役員会は「大会で成功したギネス世界記録を地域活性化に生かしていくために、前向きに赤字解消策に取り組む」と確認。今後、各団体で持ち帰って検討する。収入を得る手段として新たなイベントの提案もあった。市は3月中には対応策を決め、解散総会に諮りたいとしている。

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