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防除対策協 クジャク455羽を駆除

黒島で捕獲活動
両生類調査で成果を検証へ
 第2回竹富町クジャク防除対策協議会(会長・宮良正章黒島公民館長)が6日午後、町役場会議室で開かれた。会議では、昨年12月下旬から2月末まで黒島で行った捕獲活動で455羽のインドクジャクを駆除したことが報告された。2012年度は引き続き、箱ワナで駆除を継続するとともにクジャクのエサとなる両生類・爬虫(はちゅう)類の生態系調査を行い、生物多様性の観点から捕獲活動の成果を検証していくことなどを確認した。  同協議会は、クジャクによる農業への被害が深刻化する中、生物多様性の総合的な保全・再生を推進することを目的に昨年11月に設立。黒島に3種類の捕獲ワナ26基を段階的に設置し、捕獲作業を行ってきた。  昨年12月末から2カ月余りの期間で455羽のクジャクを捕獲。実績と効率の検証では65日の稼働で52羽を捕獲した箱ワナや稼働21日で18羽、捕獲効率85.7%の箱ワナがあったことも報告された。  各委員からは「捕獲効率の高い場所に重点的に設置してはどうか」「向きを変えただけで捕獲できたワナもあり、設置方法の情報も収集した方がいい」と捕獲効率の向上に向けた意見が出された。  箱ワナ増設については黒島肉用牛生産組合の玉代勢肇組合長が「巡視作業が厳しくなってくる。今の箱ワナを移動させるなど効率化を図った方がいい」と提案。  銃器による捕獲には猟友会の河合正憲さんが「新城では銃器を使っても根絶できていない」と述べ、宮良会長も「銃器は危険性が伴うので島民の意見としてはワナでやっていこうという話だ」と銃器導入には慎重な姿勢を示した。  同協議会では今後、巡視人数の増員や両生類・爬虫類の生態系の検証を行うとともに、11年度の捕獲実績から埋設処理にかかる重機借料の増額などを検討していく。

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