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学力到達度調査、中学社会で県平均上回る 地区学対実践報告会

読書冊数は目標達成
中1ギャップ対策が課題に
 第25回八重山地区学力向上対策実践報告会(八重山地区学力向上推進委員会主催)が25日午後、八重山合同庁舎で開かれ、2007年度からスタートし、最終年度を迎えた学力向上対策「夢・にぬふぁ星プランII」の成果が報告された。その中で、県学力到達度調査の中学校の社会で、県平均を大きく上回ったことや、読書冊数が小・中ともに目標を達成したことなどが成果として挙げられた。  報告会では、同委員会事務局が本年度の地区学対の取り組み状況や、児童生徒の基礎学力調査の結果と分析を報告した。  同プランIIでは、実現に向けて▽授業改善の推進▽生活リズムの確立▽読書活動の充実の3つの視点を柱に、授業改善プロジェクト研修実施や、教科コーディネーターの配置、ブロック型研究会など、3市町教育委員会や学校、地域、家庭が連携しながら取り組んできた。  読書冊数では、小学校平均146冊(目標110冊)、中学校46冊(同40冊)と目標達成を報告。今後は▽小・中連携や中・高連携の工夫・改善▽家庭読書の推進と読書の習慣化▽家庭・地域との一層の連携を通した生活リズム定着の推進などが課題とされた。  テレビ視聴の実態調査では、帰宅が最も遅い中学1、2年生が視聴時間が2時間以上と最も高く、帰りが遅い割によくテレビを見ている実態が明らかになった。「帰宅後から就寝までの3~4時間をいかに有効に過ごすか」を今後の課題としている。  小学6年生と中学1年生の間で、授業の理解度や学習状況の満足度が大きく落ち込み、教科に応じた学習方法や家庭学習の仕方など「中1ギャップ」の十分な対策を図る重要性が指摘された。  報告会では、ミライズ(未来図)コミュニケーションズ代表の豊田麻琴(まき)氏が「子どもの夢や可能性をひきだすコミュニケーション」と題し講演。豊田氏は、コミュニケーションの土台として(1)傾聴(2)承認(3)質問を挙げ、「子どもたちが能力を発揮できるように、五感をフルに働かせて聴き、すべてを認め、考えを深めるために相手主体の質問をすることが大事」と強調した。
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