Category: 地域・教育
【与那国】28日の町長選で初当選を決めた外間守吉町長は、一夜明けた29日朝、自宅で報道各社のインタビューに応じ「ハードスケジュールで選挙戦が展開され、当選後もハードだったので町長になった実感はまだ無い。この4年間で自立に向けて何ができるのか、2期目のことなどを一切考えない強い町長として、諸政策を実施したい」と述べ、厳しい財政運営の中で民間の手法を取り入れた行財政改革を断行し、「与那国・自立ビジョン」の実現に向けて国の国境政策を引き出す方針を示した。
深刻な状況にある町財政の立て直しでは、町職員の給与削減も選択枠の1つにする姿勢を示し「島の65%にも及ぶ町有地の管理を公民館に委託することで行政事務のスリム化を図りたい。現在進められている機構改革については、状況を確認した上で今後の展開を検討したい」と述べ、民間の手法を取り入れた行政運営を図りたい考え。
産業振興については、台湾花蓮市との交流特区構想を軸にする「与那国・自立ビジョン」の実現を長期的な展望と位置づけ、「町長という立場だけでなく、今選挙で自民党に籍を置いた以上は自民党の一員として国に国境を保護する政策を求めたい」として、交流特区構想実現に向けて国や県とのパイプを活用した要請行動を展開していく方針を示した。
また、第1次産業の振興を短期的な振興策として掲げており「漁協に職員を配置するとともに、農業振興を図る対策も検討している」と話しており、地場産品の付加価値づくりにも力を入れていく。
小中学校の統廃合問題では、小学校は現状維持の考えを示し、中学校については地域との話し合いの上で統廃合を検討していく。また、不在となっている助役については新年度からの任用を検討する方針。
外間町長は28日夜に当選を決めたあと、前町長の故・尾辻吉兼氏の仏前に尾辻町政の継続を報告。29日午前6時ごろまで支持者らのあいさつ回りを行い、そのあと、1時間ほど眠っただけで疲れた表情も見せずに、自宅で支持者らの祝福にこたえていた。
2期目は、考えない・・・いいですね、3選、いや惰性で4選をめざしている首長たちも多い中での決意、頼もしい限りです。ただ乞食と政治家は、3日もやれば止められないともいいます。君子豹変せぬよう祈っています。