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「動物を心の支えに」震災体験で獣医師の阿部氏

石巻で救護活動に奔走
「同行避難がベスト」
 八重山獣医師会主催の震災体験獣医師講演会が28日夜、大浜信泉記念館で開かれ、宮城県石巻市にあるあべ動物病院長の阿部俊範氏が「東日本大震災における石巻の動物救護活動」の演題で講演した。  講演の中で阿部氏は、避難所での動物(ペット)の有無次第で、被災者の心の状態に大きな差があることに言及。被災地で人と動物が共生するうえで必要なことや、避難所・救護施設での獣医師の役割について強調した。  阿部氏は、自身が津波の被害を受けながらも、避難所での動物救護や石巻動物救護センターの立ち上げに尽力。  現在、吠えたり咬んだりする動物の問題行動を解決する仮設住宅動物支援ANNプロジェクトを実施し、動物たちのネットワークをつくるために奔走している。  避難所での救護活動について阿部氏は「動物がいると笑顔が生まれるので、同行避難が1番望ましい」と述べ、「一方でしつけができていないと、周りとの共生が難しくなってしまう。ちゃんとしつけをしておく必要がある」と注意を促した。  また、センターや避難所で確認されたネコウイルス性鼻気管炎や犬のストレスによる下痢症などを挙げ、ワクチン接種や避妊・去勢手術の事前実施なども呼びかけた。  このあと、質疑応答が行われ、義援金の使い方やマッチング(飼い主と動物の再会)などについて参加者が理解を深めた。

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