「病院は説明を」妊婦不安訴え
郡内で唯一、出産ができる八重山病院産婦人科の医師が3月以降、不足する見通しで、病院側は3月中旬から9月まで、原則として出産を受け付けないことになった。病院側は、ほかの地域で出産するなどの「自衛策」を呼び掛けているが、出産を控えた妊婦たちからは「病院の説明を聞きたい」と不安の声が上がっている。
病院側は、郡外出身の妊婦には里帰り出産を勧めたり、郡外に住む八重山出身の妊婦が出産のために里帰りしてこないように呼び掛けている。郡外の医療機関へ紹介を受けたうえで、飛行機の搭乗が可能な妊娠36週未満までにその地域へ移動することも促している。
八重山病院によると、3月以降、同科で出産を予定しているのは▽3月=49人▽4月=27人▽5月=30人▽6月=30人‐だが、通常は、里帰り出産や別の医療機関から紹介された妊婦が加わり、月間の出産件数は平均60件程度になるという。
病院によると、同科は4人の医師で診療や分べんを行っている。現在勤務している医師はいずれも3月いっぱいで転勤し、病院側では別の医師を確保していた。
ところが、このうちの1人が今月に入って7月まで赴任できないことになった。松本廣嗣院長によると、赴任の遅れは「(その医師の)個人の事情が大きい」という。
この医師は「指導医」と呼ばれる中核的な役割を担う医師。新たに勤務する予定だった別の医師1人は、指導医のもとで勤務することが赴任の条件となっており、この医師も赴任しないことが予想されるという。
このため、新たな医師は2人にとどまる見通し。2人とも指導医ではないため、松本院長は「分べんの途中に状況が急変した場合、帝王切開などを行わなければならないが、2人では難しい。帝王切開できない状況での分べんは考えられない」として、原則として八重山病院では出産を受け付けないことになった。
病院側は新たな医師の確保に向けて、県内外の医療機関に打診しているが、松本院長は「担当者が会ってくれるか分からない。よく知られている医療機関でも産婦人科医が不足し、医者探しをしている状況」と話し、全国的に産婦人科医が不足している状況を強調した。
本当に困りますよね
出生率にも影響するし、若者が八重山に来なくなったらどうするのかな?
人口流産にもつながりかねない。
沖縄県はもっと真剣に考えるべきだと思います