3月14日に八重山病院で第1子を出産予定の今村愛さん(34)=西表古見=は、八重山病院が3月中旬以降の出産を受け付けないことに「病院できちんと話を聞きたい」と話す。
今村さんは茨城県出身、夫(28)は東京都出身で、里帰り出産も可能だが、今村さんは「出産では、夫に立ち会ってもらうことが最優先」と話す。
竹富町内の妊婦は、出産予定日の1カ月前に石垣で待機することになっており、今村さんも2月14日をめどに石垣へ出るつもりだ。
今後、出産場所を変更するかどうかについて、「(出産時の)最悪の事態も考えられるし、状況を受け入れて、不安がらないようにすることがいいかなとも思う。今からバタバタするのもよくないと思う」と話す。
また、「離島なので、経済的にすぐ動けない」と、里帰り出産に伴う経済的な負担について指摘したほか、「八重山病院で出産ができないのであれば、沖縄本島などの病院で出産する場合に行政から財政的な援助が受けられるかも重要だと思う」と話していた。
石垣市大浜出身の下地夢乃さん(21)と字石垣出身の夫(21)は24日、仕事の関係で那覇から石垣にUターンした。夢乃さんは3月5日に初めての出産を控えており、那覇市内で通っていた医療機関に、八重山病院宛ての紹介状を書いてもらっている。
25日から字登野城のアパートで生活を始め、出産に控えようという矢先の事態に、夢乃さんは「那覇の病院からは、八重山病院から診察日程について連絡が来たら、その日に紹介所を持っていくように言われているが、早めに説明を聞きにいきたい」と話す。
石垣市登野城の米盛実希さん(24)は3月2日に第2子を出産予定。出産時には夫(24)が長男(3つ)を世話することになっている。
出産が遅れた場合には、出産中断の影響を受けるおそれがある。八重山以外の場所で出産することになった場合、親類など当てにできる人はすぐには思い浮かばず、「ほんとに困る」。
最近では16日に診察を受けており、これまでのところ、経過は順調だという。27日に予定されている次回の診察で病院側から詳しい説明を聞きたい考え。
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