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西表仲間港「スオウの木」売店一時休止 景気低迷の影、福祉にも

「親の会」法人化で運営体制立て直しへ
 【西表】竹富町心身障害児親の会「スオウの木の会」(平良昌裕会長代行)が2006年2月から仲間港旅客待合所で開いている売店「スオウの木」が今月いっぱいで営業を休止し、「親の会」の法人化を視野に運営体制を立て直すことになった。観光客の減少によって経営が悪化したことによるもので、同会では新年度の早い時期に営業を再開したい考え。  大原地区にある共同作業所は運営を継続する。  同会は1994年8月に結成し、2003年に共同作業所を開設。同売店は利用者に就労の道を開く目的でスタートしたが、08年9月のリーマンショックと今年3月の東日本大震災による景気後退によって、新たな方向性を模索することになった。  同会によると、売店は利用者4人とスタッフ4人で運営。オリジナルのTシャツや島内産の土産物などの販売にも取り組んできた。  利用者とスタッフは最低賃金並みの時給を受け取ることになっているが、スタッフは無償のボランティアとして店に出るケースが珍しくなかった。  その後、景気後退に伴って売り上げも減少。自動販売機2台と店舗の維持に必要な家賃と光熱費合わせて月5万円近くの支払いも困難になり、今年8月、年内いっぱいでの営業の一時休止を決め、法人化による立て直しを模索し始めた。  法人化した場合、障がい者福祉の補助金や助成金を得る道が開けるという。  「親の会」は9月、町に支援を要請し、助成金の増額などを求めている。  スタッフの松本千枝子さんは「観光は去年から悪くなり、東日本大震災からは観光客が大きく減った。それでも何とかやってきたが、自助努力でもできない。行政に支えてほしい」と話す。

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