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老人文化作品展が開幕 3市町から過去最多の出品

観客詰めかけ、会場に熱気
 八重山地区老人クラブ連合会(嵩本安意会長)の第38回八重山地区老人文化作品展示会が、30日から石垣市民会館中ホールで始まった。今回は3市町の単位老人クラブ35クラブと1施設から184人が過去最多の1676点を出展している。展示会には大勢の住民が詰めかけ、趣向を凝らした作品に見入っていた。同展は31日午後3時まで開かれる。  老人作品展はお年寄りが生きがいを持って生活し、地域社会との交流を深め、趣味・技能を伝承することが目的。  会場にはアンガマやミルク面、アダン葉ぞうり、アンツクなどの民芸品をはじめ、書道や絵画、織物、竹細工などが展示され、即売も行われた。  西表干立の節祭や各地の豊年祭、機織りなど昔の生活を再現したミニチュアなど細かな手仕事による力作も展示されている。  会場入り口には第63回沖展賞を受賞した戸眞伊擴さん(71)=石垣=の木工芸「捻組接(ひねりくみつ)ぎ重箱(じゅうばこ)」も紹介されており、戸眞伊さんは「準備から仕上げまで1年がかり。四つ角を組む切り込みを入れる時が大変だった。以前は作品の展示、審査がなかったが、最近はみんなに見てもらえるのでやりがいがある。来年に向けた準備も進めたい」と話していた。  このほかパインやもちきび、漬物の販売、さらにトウガンの重さ当てクイズもあり、会場を沸かせていた。  嵩本会長は「展示会の作品づくりがお年寄りの元気にもつながっている。今回は先人が作っていた伝統工芸品が多く、展示会を通して伝統的な技法を若者に伝えていきたい」と話し、市民多数の来場を呼びかけた。  31日午前9時30分からは、子どもたちを対象にした恒例の「竹トンボ作り教室」も行われる。
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