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業者が建屋を解体 旧コンドイリゾート

「新たな開発か」住民から懸念の声も
業者側「計画全くない」
 【竹富】竹富島の旧コンドイリゾート建屋取り壊し工事が竹富皆治原の同施設跡地で行われており、住民から新たなリゾート施設建設への懸念が上がっている。跡地を所有する那覇市内の不動産業者は「現時点では跡地利用の予定はない。景観上のことも踏まえて、築40年以上経過していた危険家屋を取り壊させてもらった」と説明している。  工事が行われている跡地はコンドイ浜とカイジ浜の間で約2万1000平方メートル。コンドイリゾートを運営していた都内の会社が倒産後、那覇市内の不動産業者、株式会社KANTO(神藤好生社長)が取得。同社が今月2日にまちなみ館で解体・伐採工事の説明会を開き、13日から工事を始めた。  竹富公民館や同社によると、説明会では地域住民から「解体後にどうするのか」と意見が相次いだ。星野リゾートが数年にわたる説明会で地元の理解を得てきたことから、同様の対応を求める意見もあったという。  上勢頭芳徳公民館長は「更地にして転売するのではないか」と懸念し、「地域が納得できない状態での着工は許し難い」と述べ、地元の合意形成の必要性を強調。地域住民からも突然の工事に戸惑う声が上がっている。  本紙の取材に対し、同社取締役の男性は「廃屋に人が入っていた形跡もあり、事件・事故の温床にもなりかねない建物だった。何かあった場合には所有者の責任もあるので、解体させてもらった」と説明。  跡地利用については「建物の撤去、伐採後に土地の調査などを行わなければ計画や予定は立てられない。現時点で計画や予定は全くない。島の憲章などに反する気も、勝手に何かをやろうという考えもない。島の人から意見を聞いて、必要とされるものを教えてもらいたい」と答えた。
  • タグ: リゾート開発竹富島
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