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枯死デイゴがシーサーに 彫刻家都築さんが制作

児童ら成長見守る
 デイゴヒメコバチの被害で枯死した登野城小学校(宮良永秀校長、児童539人)のデイゴが、シーサーのモニュメントとしてよみがえり、13日から同校ピロティでどっしりと構えている。制作した「むら工芸」の主任彫刻家、都築康孝さん(33)は「枯死しなければ、何十年も子どもたちを見守ってくれていたはずのデイゴ。これからはシーサーとして子どもたちを見守ってくれると思う」と話す。  「むら工芸」代表、古村茂さん(61)が「枯れたデイゴでも、彫刻にして残せば子どもたちのためになるのでは」と、デイゴ再生に取り組んでいるNPO花と緑の石垣島(前津栄信代表)に相談して実現。制作は先月中旬に行い、都築さんは運動場北側で立ち枯れしていたデイゴに直接チェーンソーを入れ、2日がかりで彫りあげた。  完成したシーサーは高さ約120センチ、幅約80センチ。黒々とした重さ約100キロの“巨漢”は13日朝、同校ピロティに据えられ、校門の出入りをしっかりと見張っている。  同日朝の全校集会では、モニュメントの贈呈式があり、古村さんから目録を受け取った児童会長の田代健太朗君(11)は「枯れてしまった木からシーサーが誕生しました。登小っ子を見守ってくれると思います」とあいさつした。  同校は今年創立130年の節目。NPOによる薬剤の注入で、今春は数年ぶりに7本のデイゴが花を付けている。宮良校長は「校庭のデイゴが枯れてしまい、さみしかったが、シーサーとしてよみがえった。登野城小学校の歴史とともにずっと見守ってほしい」と話していた。
  • タグ: デイゴ登野城小学校
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