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海域公園の拡張へ 国立公園で環境省

八重山漁協の同意得る
 環境省は、西表石垣国立公園のうち海域公園地区の拡張を計画していることが28日、分かった。現行8カ所を16カ所に拡張する内容。同日、双葉公民館で開かれた八重山漁協の総会で提案され、賛成多数で承認された。一部から「地域住民に説明して指定すべきだ」と時期尚早論も上がった。同省は今後も住民への説明をしながら年内の拡張決定を目指すとしている。  海域公園地区は、従来の海中公園地区を改正した制度で、海の中の動植物に加え、海上の干潟や海面を守ることができるようになるという。  環境省那覇自然環境事務所の案では、現行の海域公園地区1106.5ヘクタールを1万4192.4ヘクタールに拡張する。これにより公園全体の面積は現行7万2666ヘクタールから9万1410ヘクタールになる。  海域公園地区では埋め立てや工作物などの開発が規制されるほか、サンゴやクマノミなどの熱帯魚や希少動植物の捕獲を規制することができる。さらに水上バイクの無秩序な利用の防止、ダイビングポイントの利用ルールの設定なども可能になるという。  環境大臣は区域を指定して動植物の捕獲や動力船を規制できるが、漁業対象種は指定されない。石垣自然保護官事務所の佐藤大樹自然保護官は「通常の漁業には影響はない」と説明して理解を求めた。  総会では「住民に十分な説明をして理解を求めた上でやらないと、みんなで守っていこうということにつながらない」と周知の徹底を求める声があった。  指定地区の範囲や指定魚種の詳細の決定については、理事会に一任された。
  • タグ: 環境保全西表石垣国立公園
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