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西表・小浜マスタープラン策定 赤土流出防止で竹富町

土木・営農で20~36%低減
 県八重山農林水産振興センター農林水産整備課はこのほど、小浜島と西表島を対象とした「竹富町赤土等流出防止農地対策マスタープラン」を策定した。プランは、こう配修正などの土木的な発生減対策とグリーンベルトや緑肥などの営農対策を盛り込み、達成目標の2015年度で、畑地からの赤土流出量を西表20%、小浜で36%低減を目指す。  赤土流出量の70%を占める畑地からの流出防止に向け、より効率的な土木対策(ハード対策)と営農対策(ソフト対策)を示し、行政と農家、地域が一体となって取り組むことで、赤土流出防止効果を高めるのが目的。今年3月に策定した。  プランでは両地区とも、地域をゾーニングし、さらにほ場の赤土流出の危険度をマッピングした上で、対策対象区域を設定。土木対策として、こう配修正や斜面長修正の発生源対策と沈砂池や浸透池、排水路整備の流出防止対策を実施、営農対策としてはサトウキビの春植え・株だしの作付け体系の変更やグリーンベルト、緑肥作物の導入を盛り込んだ。  土木対策では勾配を3%、斜面長を40メートル以下となるよう検討する。小浜島は畑地面積が276ヘクタール。現在、1ヘクタール当たり年間11トンの土砂が流出。目標年度の15年度で土木対策で21%、営農対策で22%。全体で36%の低減を図る。最終的には67%の低減を目指す。  西表島は畑地面積が725ヘクタール。1ヘクタール当たり年間10トンが流出しており、目標とする15年度の低減率は土木対策で2%、営農対策で19%、全体で20%を目指す。最終的な低減率は全体で64%の低減を計画している。  竹富町では、小浜島で12年度から県営水質保全事業小浜地区(131ヘクタール)としてこう配修正事業が導入され、西表島では西表第2地区(上原・約20ヘクタール)として、12年度新規採択事業を計画している。
  • タグ: 小浜島竹富町西表島赤土対策
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