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石垣市特産品振興組合、設立以来初の赤字計上 観光客落ち込みで売り上げ減

客単価変わらず、集客強化へ
 石垣市公設市場(本店)と石垣空港店で特産品を販売する石垣市特産品振興協同組合(宮城龍二理事長、組合員37人)は、2010年度の売上高が1億9256万円と2億円台を割り、10年度決算で1999年11月の組合設立以来初の赤字(182万円)を計上したことが27日、分かった。商工会館で同日開かれた第12回通常総会で報告された。同組合によると、観光客数の落ち込みで買い物客は本店と空港店で前年度から約6500人落ち込み、厳しい観光の実態を浮き彫りにした。  本店の特産品販売センターは4万7400人が利用し、販売高は1億3932万円(飲食部門含む)、空港店は6万8200人で4823万円となった。客数は前年度比でそれぞれ10.0%、1.3%の減で、東日本大震災のあった3月は26.0%、21.0%の激減。販売高も3月は11日以降に28.0%落ち込み、4月は25.0%、5月は20.0%の減少が続いている。  同組合は組合員が生産する商品を販売して手数料を得る仕組みとなっており、販売高の伸び悩みで10年度決算は182万円のマイナス。総会では、前期繰越剰余金227万円から損失分を補てんすることを承認した。  11年度の事業計画は大震災の影響も考慮して縮小、前年度の販売高計画を15%抑えた案を提出し、承認された。  一方、客数が落ち込んだものの、本店の客単価は2900~3000円と5、6年前のピーク時と変わっておらず、宮城理事長はあいさつで「今後も厳しい経営が続くと思われるが、集客すれば売り上げはついてくる。オリジナル商品の開発などに取り組んでほしい」と期待をつないだ。  同組合では台湾クルーズ船を視野に入れた販売スタイルの確立、ネットや物産展を通じた島外での販売展開など、集客強化に取り組んでいく考えだ。
  • タグ: 入域観光客
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