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30年の整備事業にひと区切り 最終のナンタ浜養浜工事発注 祖納港工事

年度内に防波堤工事も完了 ナンタ橋改修、岸壁延長を継続検討へ
八重山支庁土木建築課は16日、与那国町祖納港海岸整備工事(一工区)の入札を行い、同西工事を井上建設工業(株)が1億1240万円で落札した。同工事は消波効果を得ようとナンタ浜に砂を入れる養浜(ようひん)工事。1975年から整備が進められている祖納港整備事業では、係留施設への波の影響を防ぐ防波堤工事はすでに発注が済んでおり、港の北西側に防波堤が設置され、年度内には完成する予定。同工事で計250億円余をつぎ込んだ30年に及ぶ整備事業が終了する。 同課によると、同事業では98年までに175億円以上の予算を投入、係留施設や船揚場などを設置してきた。 さらに、99年からは防波堤工事に約63億円を投入。海岸整備などを含めると計250億円余の予算を投入している。 防波堤は本年度事業で11億円をかけて完成する予定だが、さらにナンタ橋の老朽化に伴う橋りょうの建設工事も検討しているという。 支庁土建課では「祖納港は北に向いており、冬場に海が荒れると工事ができなくなる。このため、夏場しか工事できず、20年もの歳月を費やした」と説明する。 また、現在供用が始まっている係留施設では千トン級と2000トン級の船舶1隻ずつが停泊できるが、ほとんど利用されていないため、岸壁を延長する案についても「現状の利用状況では効果が得られない」として、岸壁延長は見送った。 同課では今後、ナンタ橋の橋りょう工事のほか、利用状況に応じて「岸壁の延長も検討したい」としている。

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