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標準学力と生活実態調査実施 知能検査と併せ向上を支援

 市内の小学2年生から6年生と中学生全学年を対象にした石垣市標準学力調査が19日に各学校で一斉に実施された。本年度から初めて生活実態調査も併せて行われ、これまで別々だった両調査の一本化を図った。市教委は児童生徒の学習状況と生活状況がリンクした結果を踏まえ、今後の学力向上対策を講じていく。さらに、27日まで行われている知能検査とも関連を持たせ、より効果的な指導につなげていく考えだ。  両調査とも民間企業に委託。結果は学習面、生活面を分かりやすく照らし合わせた分布図に示され、生活環境が学力に与える影響などがより詳しく分かるもの。  標準学力調査は、小中学生4349人が対象で、小学生は国語と算数、中学1年生は国語と数学、中学2、3年生は、この2教科に英語を加え実施された。  生活実態調査は、小中学生に加えて幼稚園児536人でも実施。アンケート形式で家庭での予習と復習の実践、ノートの取り方の工夫点などを問う学習面に関した質問をはじめ、相談相手の有無や悩み、クラスの雰囲気など生活面と子どもの内面に関する質問約70項目となっている。  6月中旬ごろに出る調査結果から、市教委は学力向上対策担当者研修会を開き、児童生徒が苦手とする科目などを確認。その後は、各学校の朝の会と1校時との間にできる約20分間の「朝の帯タイム」や授業と連動した家庭学習で改善を図る。  知能検査は、23日から27日まで実施され、数や記憶、思考、言語、認知の5つの領域から能力を診断して各教科との関連を明確にして役立てていく。  市教委学校指導課の石垣史昭指導主事は「客観的なデータが示されることで、各種課題の解決に向けた共通実践ができる」と期待し、知能検査に関しては「知能指数を図るだけでなく、各能力を診断するもの。効果的な学習の支援につながる」と話した。

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