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憲法9条の改正に賛成 市長の政治姿勢に抗議

擁護論の議会答弁と相違
市民への背信行為と非難
 これまで議会答弁などで「平和憲法、9条の精神を守りたい」との立場を示していた中山義隆石垣市長が、このほど県紙が実施した「憲法アンケート」で憲法改正、9条改正に「賛成」の立場を取ったことを受け、市議会の野党連絡協議会の大浜哲夫会長ら6人は11日午後、野党控室で会見し、市長の政治姿勢を「議会蔑視(べっし)であり、市民への冒涜(ぼうとく)、背信行為」と抗議した。  今後、大衆運動団体とも連携し、何らかの抗議行動を取る方針を示した。  去る5月3日に県紙に掲載されたアンケート結果の記事では、中山市長が憲法改正の賛否、9条改正の賛否で、ともに「改正に賛成」と回答。9条改正に賛成した理由について「自衛隊の存在を明確にすべきだ」と報じられている。  一方、同日付本紙には「憲法記念日」によせたメッセージで日本国憲法について「公布後、一度も改正されることなく受け継がれてきた世界に誇れる平和憲法。いま一度、憲法の歴史や条文を考える機会としていただきたい」として、その前文を紹介している。  会見で同協議会の大浜会長は、市議会の一般質問で自らの質問に対し2度、9条擁護論を明確に答えたことと、今回の県紙アンケートへの回答と地元紙へのメッセージが相違する矛盾について「まったく理解できない。市長の政治姿勢は朝令暮改ものであり、石垣市のリーダーとしては、心もとなく、ふさわしい人材ではない」と指摘。「市長の政治姿勢は議会蔑視であり市民への冒涜、背信行為と認識している」と抗議した。  石垣三雄氏も「議会で自らの信条を正直に語らない許し難い行為。議会軽視だ」、前津究氏も「前回の日米地位協定の見直しやケビン・メア発言に対する見解でも政治姿勢が一貫していない。今回もまたか、という感じだ」と中山市長の政治姿勢を非難した。  宮良操氏も「平和問題で他市町村の首長とまったく価値観が違った言動に不可解な物があり、異常さを感じる。市長としての資質、人間としての未熟そのものなのか、疑わしい」と、人間性についても言及した。
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