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東北関東地方はまだまだ余震が続き油断ならない…

 東北関東地方はまだまだ余震が続き油断ならない毎日であるが、私の家近辺もなかなか落ち着かない日が続いている▼実は近所にかなり大きな建物がたつらしくくい打ちその他の大型工事が始まり、そのごう音と振動がただでさえ敏感になっている神経を逆なでするのだ。しかしこれは新環境の創出であり、また期間も限られているのだからと自分を納得させているところである▼天変地異と言えば、その一例に昭和18年12月から昭和20年9月までのわずか2年間に17回も大爆発を起こし、ただの平地の麦畑が407メートルも隆起してしまった「昭和新山」の誕生がある▼当時は戦争中でこのことは極秘とされ、一切報道されなかったそうだが、その壮瞥(そうべつ)という小さな村の郵便局長だった三松正夫さんの実に詳しい観察記録が戦後発表された▼それには火山活動の最も激しい時には地面が1日に平均2メートルも隆起したありさまなどが克明につづられている。私も北海道旅行の際に今なお白煙を上げ続けている昭和新山を眺めたことがある▼その三松さんの言葉「“思いもかけず”という発想法は、人間の寿命をものさしにして自然界の寿命を考えることから生ずる錯覚…。人間の生命など自然界から見ればほんの一瞬にすぎません」という警告が今更ながら身にしみる。(八重洋一郎)

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