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少雨で水田が水不足 田植えに向けて灌水続ける

 【与那国】与那国島は1月の雨量が272.5ミリ、2月は136.5ミリ、3月は54.5ミリと2月後半からの少雨傾向で町内の一部の水田に水がなく、稲作農家が田植えができないでいる。この状態が続けば、水稲への被害が懸念される。事態を重くみた与那国町かんばつ対策協議会(会長・外間守吉町長)は6日、町役場で会議を開いて対策を協議。民間のコンクリートミキサー車2台をリースするなどして8日から田原川で取水し、干あがった水田に灌水を続けている。  水田によっては2月後半あたりから底の泥が見え始め、先月半ばを過ぎたころから町全体70ヘクタールの1割の水田に水がなく、ひび割れが見える深刻な状態が続いている。  町産業振興課は「苗床の生育状況からみてあと1週間ほどが植え付けの限界」と話し、潅水作業を経て1日も早く状況が好転することに期待を寄せる一方、伸び続けることで植え付け作業が難しくなる苗に農家も頭を痛めている。  潅水は満田原、田原地区以外の帆安一帯などの水田を対象に行っており、11日までに10トンミキサー車2台が160回も水田に水を運んでいる。またJA与那国もタンク車で対応。双方の作業でやっと田植えができるまでに回復しつつある。  予報では、今後は気温が上がり、降水量は多くは見込めないとのことで協議会では、潅水作業は2週間程度続けるという。(田頭政英通信員)

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