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さようならヤマネコの“よん” 交通事故から生き延び人工飼育14年8カ月最長記録

 【西表】交通事故に遭ったイリオモテヤマネコとしては唯一生き残っていたオスの「よん」が9日夜、西表野生生物保護センターで死亡した。飼育期間は14年8カ月3日間で、人工飼育されたヤマネコとしては最長。推定年齢は15年1カ月だった。同センターでは「今後も地元と連携して野生動物の交通事故防止に努めたい」としている。  同センターによると、「よん」の死亡により、1978年以降に交通事故に遭ったと確認された52件のヤマネコはすべて死亡した。  「よん」の愛称は、個体識別番号が「W-48」だったことから付けられた。「よん」は96年8月に県道白浜南風見線のナダラ橋付近で交通事故に遭い、保護。99年2月から同センターの野外ケージで飼育されていた。飼育の様子は同センター内のモニターやインターネットで公開され、ヤマネコ保護の普及啓発に一役買っていた。  しかし、昨年12月に野外ケージ内で動けなくなっているところを発見され、肺水腫のために一時は生存の危機に。いったんは回復したが、4月から食欲が減退するなど体調が悪化していた。詳しい死因や病理検査などは鹿児島大学農学部獣医学科で行うことになっている。

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