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漁船燃料も値上げ 1リットル7円引き上げ、操業に大きく影響

 中東情勢悪化に伴う原油価格高騰で、八重山漁協(上原亀一組合長)は、21日積み込み分から漁船燃料(A重油)価格を1リットル当たり7円引き上げる。漁業者収入はほぼセリ価格で決まるため、商品への価格転嫁が難しい。燃料費値上げは漁業経営に直結するもので、悲鳴が聞こえそうだ。  同漁協の燃料価格引き上げは1月に行われており、今回の価格改定で燃料価格は1リットル77円から84円になる。  マグロ漁船は1回の漁で1000リットル前後、一本釣りだと2000~3000リットルの燃料を消費するようで、4月からはもずく収穫の最盛期を迎えるため、漁業者への影響は大きい。  上原組合長は「漁業者の経費は上がり、収入は右肩下がりに。中東情勢だけでなく、国内の動向もどうなるか今の状況を考えると不安だ」と憂慮している。  同漁協によると、購買事業で漁業者に販売してきたA重油価格は2008年の原油価格高騰時には1リットル当たり131円まで上昇、厳しい状況が続いた。  08年7月をピークに原油価格高騰は一段落し、09年2月には1リットル当たり60円まで落ち着いたが、中東情勢の悪化で投機買いが加速、原油価格が跳ね上がった。

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