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鳩間島から全国展開へ 宝の島プロジェクト

対馬、奄美、西表に拡大
 日本海難防止協会の大貫伸主席研究員と鳩間島のNPO南の島々(ふるさと)守り隊の浦崎金雄理事長らが16日午後、竹富町役場に川満栄長町長を訪ね、移動式油化プラントを用いて来年度から壱岐対馬、奄美大島、西表島などで展開する漂着ごみの油化に関する広域社会実験事業「宝の島プロジェクト・離島キャラバン隊」の概要を報告した。  同事業では移動式油化装置を長期間派遣し、時間をかけた検証と公開実験を行う検証型実験と、地域のイベント開催に合わせて短期間キャラバン隊を派遣し漂着ごみの油化を行うデモンストレーションなどを行うイベント型実験を行う。  大貫研究員は「鳩間島の固定式油化プラントは4月以降、NPOを主体とした油化事業に委ねるが、広域的なプロジェクトでも竹富町とNPOの役割は大きく、最南端の町からこれまでの成果を大きく発信してほしい」と2年間の協力に礼を述べ、今後の活動への協力を求めた。  川満町長は「固定式油化プラントには鳩間の皆さんも感心を持って取り組み、南の島から全国に発信する願いがかなったと思う。プロジェクトでは鳩間の地域振興にも結びついており、評価される要素が多い」と述べ、各地での公開実験などにも協力する考えを示した。  浦崎理事長は「NPOの会員も黒潮に乗ってできる限り手助けしていこうと思っている」と話し、漂着ごみ油化燃料を自宅のボイラーに導入している大城正明事務局長も「確かに経費の節減につながり、助かっている」と同プロジェクトを評価した。  八重山関連の同プロジェクトでは今後、西表島を中心に隣接島におけるNPO同士の協力関係の樹立や凝着ごみ対策の検証、発泡スチロールの洋上えい航移送などを行い、各種イベントでデモンストレーションなどを実施する予定。
  • タグ: 漂着ごみ鳩間島
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