八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

経済振興公社を引き続き選定へ とぅもーるネットセンター

市議会総務財政委で審議
管理料で指摘相次ぐ
 3月末で期限が切れる「とぅもーるネットセンター石垣」(TNC石垣)の指定管理について、石垣市は引き続き石垣市経済振興公社(社長・宮城隆市商工会長)を選定し、開会中の市議会3月定例会に提案している。管理期間は4月から5年間。自主的な運営が可能となるよう入館料を300円以下とする条例の改正案も提出している。市は2011年度予算案に引き続き指定管理料346万円を計上しているが、総務財政委員会(砂川利勝委員長)の審議では「指定管理者制度の趣旨に反する」と疑問視する声が相次いだ。  市が実施した指定管理者の公募には2団体の応募があり、市指定管理者制度検討委員会(委員長・漢那政弘副市長)で公社を選定した。  公社の事業計画によると、入館料は無料としているが、市から受ける指定管理料を年次的に削減する方策として▽無線LANサービスの有料化▽八重山の芸能ショー(仮称)▽竹富町観光協会と連携した観光案内業務にかかる手数料など新たなサービス導入などの取り組みを挙げた。利用者サービス向上策としては市立図書館の分館機能と位置づけ、図書館が所有する映像ライブラリーの上映会などを計画している。  条例改正案は、入館料について従来の210~390円から300円以下に変更し、イベント時などで指定管理者が自主的に料金を設定して徴収できるようにしている。  TNCは2007年1月30日のオープン。指定管理者の公社が管理運営してきたが、入館者数の低迷で赤字を計上。08年8月に「管理費のない指定管理は不可能」として返還協議を申し入れ、市が09年度から指定管理料(水道光熱費と通信費)を負担することで事態の打開を図った経緯がある。  15日に議案を審議した総務財政委では「入館料を徴収できるような工夫がされているか」(小底嗣洋氏)、「必要のない箱物をつくってしまったと思う」(石垣亨氏)と厳しい指摘が出たほか、「いつまでも市の持ち出しで運営するのは、もってのほか。お荷物にならないように」(小底氏)と注文がついた。
  • タグ: とぅもーるネットセンター
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム