高学年にタブレットPC 電子教材活用した授業へ
総務省が取り組む「地域雇用創造ICT絆プロジェクト(教育情報化事業)」実践校として、宮良小学校(半嶺当永校長)は11日、電子黒板3台と4年生から6年生の児童60人分のタブレットパソコンを導入した。同校ではICT支援員とコーディネーターを配置、今後5年間にわたって電子教材を活用した授業を実施する。
全国で40校、県内では本部町と伊江村、石垣市で行われる。
支援員は電子教材の作成、学級担任の補佐も行い、学校側は、PCによる相互通信でコミュニケーション能力ほか、情報活用能力の向上に期待している。
この日は、授業参観も兼ねながら電子黒板とタブレットPCの取り扱い方法を学び、実際に4文字熟語を学ぶフラッシュ教材なども体験した。今後、電子教科書など各種ソフトを順次取り入れ、本格的に活用していく。
児童の一人、櫻田雅さん(5年生)は、「難しくはなく、楽しかった。教材が面白いので、これで算数とか苦手な漢字を克服したい」と感想。半嶺校長は「子どもたちも楽しんでおり、これを活用して授業への興味関心がさらに高まることを期待したい。学習状況も把握でき、意見も集約しやすい。市が掲げる学力向上にもつなげていきたい」と話した。
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