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離島航路3社が運賃値上げ 平均15%、町民に重い思い負担

県、国への要請決議検討
 中東情勢悪化に伴う原油価格高騰で、竹富町内を運航するフェリー3社は、10日から運賃を引き上げた。既存運賃に平均15%前後の燃料油価格調整金を加算した。値上げを行っていない波照間海運(上原元代表)も「検討中」としており、町民の負担は大きく、竹富町議会では要請決議の検討を始めた。  運賃の引き上げは燃料油価格高騰の程度に応じて料金(調整金)を設定し、燃料費上昇分を利用者に負担してもらう「燃料油価格変動調整金制度」を導入したもの。離島航路の加算額は90円(竹富)~300円(西表上原・鳩間)、平均では15%前後の値上がり。  八重山観光フェリーや安栄観光によると、離島住民の多くは同日までに回数券を多めに買っていたようで、この日は混乱はなかったという。  西表島の町議、渡久山康秀氏は「銀行への用事や買い物でも石垣に来なければならず、少なくとも年間5~30万円は船賃がかかる。値上げの影響は大きい」と言い、新博文氏は「15%も上がるとお年寄りや妊婦が特に大変だ」と憂慮した。  西表貫之氏は「以前の燃油価格高騰時にも船舶会社に運賃据え置きをお願いしてきたこともあり、今回も町議そろって依頼する必要があるかもしれない」と話し、島仲秀憲氏も「船賃の値上がりは離島住民の生活に直結する。状況によっては県や国に要請する必要もある」として、関係機関への要請決議を町議会で調整する考えを示した。
  • タグ: 値上げ原油高騰
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