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離島航路3社、原油高騰で運賃値上げ 既存料金に90~300円加算

調整金導入以来、2度目の措置
 中東情勢の悪化を背景とした原油価格高騰に伴う燃料価格の上昇を受け、八重山観光フェリー(株)(花城吉治代表)と(有)安栄観光(森田安高代表)、石垣島ドリーム観光(株)(丸尾剛代表)の3社が10日から運航する定期航路に「燃料油価格変動調整金制度」を導入。既存運賃に平均15%前後の調整金を加算することが4日までに分かった。調整金は2008年7月から09年1月に導入されて以来、2度目。  「燃料油価格変動調整金」は、燃料油価格高騰の程度に応じて料金(調整金)を設定し、燃料費上昇分を利用者に負担してもらうシステム。燃料油の基準価格を設定。燃油価格が、基準価格から一定額上昇するごとに航路により90~300円を加算する。  船会社によると、09年1月10日に調整金廃止後、一時期は燃料価格が1リットル当たり40円前後の低価格で安定していたが、昨年10月ごろからジワジワと上昇。中東情勢の悪化を受け、ここ3カ月は急激な値上がりをみせ、現在は80円近くまで上昇。この先、さらに値上げが続くとみられている。  八重山観光フェリーの花城代表は「燃料の軽油価格が1キロ当たり基準の6万円を大幅に上回る8万円近くに上昇している。中東情勢も不安定で今後、さらなる値上がりが見込まれる。企業努力では吸収できない状況にあり、利用者に理解を得て、負担してもらうしかない」と話した。  安栄観光の森田代表は「前回は燃料が上がっても利用客も伸びていたので何とか我慢できたが、今は利用客も減り、我慢の限界を超えている」と話し、今後、さらに燃料価格が高騰すれば、第2段階の調整金に踏み込まざるを得ない可能性を示唆した。  また、現在、八重山観光フェリーと安栄観光の2社で、竹富と黒島航路で導入している共通乗船券について「全航路への拡大や、2社から3社への拡大も頭に入れないといけないかもしれない」と、先行きを不安視した。  離島航路に加算される調整額(片道・大人)は次の通り。  竹富90円・小浜160円・黒島170円・大原230円・上原300円・鳩間300円
  • タグ: 原油高騰
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