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石西礁湖サンゴ礁の重要海域見直し 保存区と再生区に選定

今夏、オニヒトデ大発生を懸念
海域案は3月に提示
 第18回石西礁湖自然再生事業支援専門委員会(委員長・土屋誠琉球大学理学部長)が29日午前、市内で開かれ、サンゴ礁生態系の保存や回復に取り組む重要海域の見直しについて議論し、サンゴの幼生を供給する量などを基準とした「サンゴ再生度貢献度」などに基づいて保存区と再生区を選定し直すことを決めた。新たな重要海域の案は今年3月に開く第19回委員会で提示する方針。今夏、オニヒトデが大発生するのではないかとの懸念も示された。  重要海域の見直しは、現行の重要海域で白化やオニヒトデによる被害が進んでいることを受けて実施。新たな選定基準では、サンゴの再生産に寄与する海域などの要件をもとに保存区と再生区を決めることになった。  この日の委員会では、オニヒトデの発生についても協議し、環境省はユイサーグチで実施している本年度の駆除事業について「オニヒトデの駆除数は増加傾向。小型の個体が多く、発見や駆除が困難」と報告。出席した委員からは「駆除数、密度ともに増加しており、6~7月に爆発的に増加するおそれがある」との懸念が出された。  石西礁湖のほかの場所でも小型のオニヒトデが多数発見されているとの指摘もあり、「今年の夏は大変なことになるのではないか。あちこちで駆除すると、結果的に間引きをすることになりかねず、大規模な発生となった場合には、ユイサーグチ以外は何もしないといったことも選択しなければならなくなるのではないか」とする深刻な見通しも出された。
  • タグ: オニヒトデ被害オニヒトデ駆除サンゴ国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター
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