八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

農商工連携で新商品が誕生 地元限定「金のジンジャーシロップ」

黒糖など使用で農産物初
月50本、島内2カ所で販売
 石垣市商工会が実施した石垣ブランディング研修(農商工連携人材育成事業)(2010年9月6日~10月13日)をきっかけにしたコラボ商品「金のジンジャーシロップ」が誕生した。全国的にヒットしつつある黒糖ジンジャーシロップの原料のショウガを本島産から石垣島産に変更し、完全地元産にした限定販売商品。同事業で農産物を使った新商品開発は初めてで、商工会では「農商工連携の未来を拓く第1歩。農商工連携のモデルとしていきたい」と今後の波及効果に期待する。  ハワイアングロット(西山雪子代表)が09年に商品化し、通信販売を行っている「ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ」は波照間産の黒糖、自家栽培のレモングラスと島唐辛子を使っているが、メーンのショウガだけが本島産だった。  「原料は島産を使いたいという思いが以前からあったが、安定して収穫している農家との出会いがなく、本島産でつくっていた」という西山代表がブランディン研修で、ショウガなどの薬草を栽培・加工・販売する「もだま工房」(彦田治正代表)と出会ったのがきっかけで農商工連携が実現した。  彦田代表がブレンドティーの原料として無農薬で栽培している島産ショウガは年間1トン未満の少量生産のため、商品は月50本の島内限定販売となるが、西山代表は「ブランド力を高めるのに地元の原料を使っていることは強み」という。  彦田代表は「製造業者とマッチングすれば農家としてのブランド力も高まる。少量生産でもうまくマッチングすれば価値が生まれる。他の農家にも広がってほしい」と期待、西山代表も「農家が納得のいく価格で仕入れ、私は商品価値を高めていきたい。農商工連携のシステムの輪を広げたい」と話した。  商工会は「商品づくりでは、島産原料が手に入らず、やむなく島外や外国の原料に頼らなければならないことが多々ある」と指摘し、「農家側の供給と加工品製造業者の需要をマッチングさせる新たなシステムづくりができれば、石垣島のブランド向上と食材・商品の販路拡大につながる」としている。  新商品は1本(120ミリリットル)1260円で島内2カ所(石垣ペンギン内ISMコーナー、ハワイアングロット)のみで販売。保存料・防腐剤など一切不使用。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム