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前田さん親子、世界一周達成 ヨットで約2年かけ

市民詰めかけ、帰島祝う
 竹富町小浜の前田博さん(59)、佑樹さん(23)親子が「Yaima(やいま)号」で挑戦していた世界一周夢航海は16日午後、約2年にわたる旅を無事に終えて石垣港に入港した。港では、帰島セレモニーが行われ、大勢の市民や関係者が「おかえりなさい」と盛大に出迎え、世界一周達成を祝福した。前田さん親子は17日午後、出発地の小浜港南側桟橋にゴールし、2009年3月の出航から27カ国62地域、地球を約1周半回った航海を終える。  「やいま号」は、09年3月22日小浜島、同24日に石垣島を出港しフィリピン、インド洋、南アフリカと西回りに航海。難所のケープタウン(喜望峰)越えは、強風と高波に悩まされ2度目の挑戦で突破。また、ヨットの重心部のひび割れが見つかり、前田さんが「これで世界一周も終わりかとぼうぜんとした」という場面もあったが最終的に自力で修理して再出発した。  その後はカリブ海、パナマ運河、ガラパゴス、トンガ、パプアニューギニアなどに寄港、その土地で八重山をPRするとともに自然や文化に触れた。航海途中には、小浜小中学校や八島小学校の子どもたちとネット交流授業も行った。  石垣港に到着した前田さん親子と、パプアニューギニアからクルーとして乗船した永尾彩子さん(30)は、出迎えの関係者から世界一周達成を祝福され、感激していた。帰島セレモニーでは、平真小マーチングバンド「レインボー」の演奏、八島小4年生がエイサーを披露して前田さんらを温かく出迎えた。  前田さんは「五体満足で帰ってきてほっとしている。世界を見て、八重山の素晴らしさや努力しないとおいていかれる現実を見た。今から努力しないとサンゴがなくなっていくことを肌で感じた」と航海を振り返った。  佑樹さんは「いいことも辛いこともあったが、英語を使って友達ができたことがいい思い出。キャプテンの父を尊敬、最後の頼みの綱は父だった」と話した。  旧離島桟橋には、中山義隆市長、川満栄長竹富町長も駆けつけ、前田さん親子の世界一周達成を祝福した。
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