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やったぞ!全国制覇 明石小自転車クラブ

結成20年目の悲願達成
新たな伝統へ第一歩
団体の部で県勢初
 「発進!」。昨年8月、第45回交通安全子供自転車全国大会実技の会場となった東京ビッグサイトに明石小学校自転車クラブの元気な声が響いた。全国大会は9度目の挑戦。結果は団体の部で県勢初の優勝で大きな日本一となった。昨年はクラブ結成20年目の節目の年で、南の島の小さな小学校のこれまでの努力が結実した1年だった。今年は21年目を迎える自転車クラブ。子どもたちはさらなる成長を見せてくれそうだ。  同クラブが結成されたのは1991年。実技試験で自転車をこぎ出す前の「発進!」という掛け声は、全国でも同クラブだけが行っているもので、今も伝統として受け継がれている。  校内には、実技試験で行う「S字走行」「8の字走行」「ジグザグ走行」に使われるコースがあり、校舎の壁には学科試験に出題される道路標識がすべて描かれている。  同校の個性ともなっているこの標識の絵は、92年に塗られたもので、最近では色あせも目立ち、息の長いクラブ活動を物語る。同校の大兼和佳子校長は、「結成して20年。昨年は充実した『完成の年』になった。二十歳を迎える成人が人間の一区切りだとしたら、それと一緒かもしれない。明石小の『継続は力なり』を示せた一区切りになった」と感慨深そうに語る。  大会は、交通安全に対する意識を高めるもので、地区大会、県大会、全国大会ともに自転車を使った実技試験と交通ルールに関する学科試験の得点で競われ、4人の合計得点が団体の成績となる。同クラブは、これまでに個人の部で全国優勝を経験したが、団体の部では08、09年の4位が最高順位。団体での全国制覇は悲願だった。  全国制覇を果たし、部員を引っ張ってきた部長の根間桜さん(6年)は、「あきらめない、くじけない、前を見る姿勢を忘れず、楽しくクラブ活動を続けてほしい」と後輩たちの活躍を期待し、子どもたちを指導する門明知可教諭は「伝統とこれまでの経験を、後輩たちにつないでほしい」と願う。  後輩の一人で、全国大会でも活躍した竹原大地君(4年)は、「先輩たちからは、あきらめず、最後までやり通す姿勢を学んだ。来年もしっかり練習を積んで全国2連覇を目指したい」と頼もしい表情を見せた。

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