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師走の凧(たこ)作り教室が開講中。宮良の…

 師走の凧(たこ)作り教室が開講中。宮良の故崎原正雄さんに勧められクバ(檳榔樹の一種)の葉で凧を作りだしてかれこれ7年になる▼器用な崎原さんは、クバの葉の多彩な造形を楽しんでいた。簑、かさ、うちわはもとより子どもたちが喜ぶ玩具に挑戦、その一つが凧で、クバの葉の形状から凧にうってつけとひらめいたようだ▼ところが左右非対称のクバの葉は、風に乗ったかなと思うとすぐにミングルシャー(回転)を始め、レッコー(墜落)する。尻尾を付ければ回転は止まるが、尻尾は付けたくない▼結局、尾なしクバの葉凧は宿題として遺された。以来、試行錯誤を経て最適な骨組みとシャク(糸目)を見つけるところまできた。ここに至れば後は応用で面白い凧に変身させられる▼連凧や操縦凧、現在はクバのシャクシメー(凧糸を昇る遊具)に挑戦中。全国の凧あげ交流会へ持参すると天然自然の素材だけに珍しがられ、譲ってほしいと声をかけられる▼クバの葉の採取から乾燥で数カ月、それを一晩水に浸し広げ乾かして作る。出品依頼も来る。大坂の海月文庫アートスペースでの展示会(10月初旬開催)では、空の造形としてアートを名乗らせてもらい来場者を和ませた由。汗顔の至り。正月は、身近にあるクバの葉を使って凧を作り上げてみませんか。(仲間清隆)

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