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与那国町漁協、新商品4品を発表 年間売り上げ2000万円目指す

 【那覇】与那国町漁業協同組合の中島勝治代表理事組合長らは9日、県庁で記者会見を開き、(財)県産業振興社の離島活性化総合支援モデル事業を活用したカジキやカツオ、マグロを使用した新商品が完成したことを発表した。新商品は「カジキの肉巻きおにぎり」と「カジキジャーキー」「カツオの塩辛」「マグロの塩辛」の4品。トータルの年間売り上げ目標に2000万円を掲げている。  同事業は、離島地域の活性化に必要な専門家などを効果的に活用することにより、離島の産業振興などに資する担い手の育成などを図り、離島地域の活性化を推進することが目的。  与那国島は近海に豊かな漁場があるが、沖縄本島や本土から遠隔にあるため、物流面の制約から鮮魚としての流通には限界がある。  そのため、主な消費先が島内に限定され、漁獲高を増やせず、漁業の発展の障害となっていた。  同漁協では、鮮魚の刺し身以外での食べ方を開発することで、漁獲の増加や漁師の所得向上へつなげるため、2006年ごろから加工食品の開発に取り組んだ。  07年には第1号商品として干物の「カジキのカンダイイユ」を発売しており、現在でも年間500万円の売り上げを維持している。  09年からは同支援モデル事業の採択を受け、県産業振興公社や(有)水実、(株)近代美術から加工指導やデザイン指導などの支援を受け、商品開発を始めた。  「カジキの肉巻きおにぎり」(60グラム、250円)は、宮崎県の肉巻きおにぎりにヒントを得て、開発。手軽に食べられ、ボリュームもある商品で、豚肉に比べてカロリーが少なく、ヘルシー。  「カジキジャーキー」(大80グラム、500円、小35グラム、250円)はカンダイイユの購入層を広げるため、これまでの塩味ベースとは異なる、コンソメやスパイスを効かせ、薫製風味にすることにより、深みのある味に仕上がっている。  カツオとマグロの塩辛(180グラム、1000円)については、地域で受け継がれてきた製法を取り入れ、添加物を一切使用せず、与那国産の塩と泡盛だけを使用している。  また、与那国島と親しい付き合いのある俳優の松方裕樹さんに話を持ちかけたところ、パッケージのキャラクターとして協力することが決まった。  しかし、現在のところ、生産体制がまだまだ不十分なため、大量生産には至っておらず、当面は与那国空港や島内の土産品店、一部沖縄本島の物産店で扱うことになっている。  中島組合長は「着実に生産体制を強化し、皆さんの手元に届けられるよう、鋭意をもって進めていきたい」とあいさつした。  また、新商品を食べた感想をブログに書いた方に対して先着100人に与那国漁協特産品を贈呈する「ブログを書いて与那国の美味いものをもらっちゃおう」キャンペーンも企画している。  詳細は与那国町漁業協同組合(87-2803)まで。

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