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地球温暖化「波照間での研究は重要」 地球環境研究センター

島での観測説明で講演
 【波照間】波照間農村集落センターで9日、独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センターによる講演会「波照間からみた地球環境」が開催され、20人余の住民が参加した。講演で同センターの向井人史氏は波照間での観測データをグラフを使い紹介。「同じ緯度のハワイと同様に二酸化炭素の濃度が上昇していることで、地球規模で二酸化炭素が増加していることが分かる」と説明。「波照間での研究は非常に貴重」と強調した。  講演会は、波照間青年会(阿利秀一会長)の青年学級の一環として行われたもので、同研究所の地球環境モニタリングステーションが、波照間島に設立されていることが縁で実現した。  同センター長の笹野泰弘氏は研究所で行っている地球温暖化について説明。温暖化の仕組みや与える影響について解説し「自然が吸収可能なレベルまで人為的な二酸化炭素排出を減らす必要がある」と指摘した。  講演会に合わせて地球環境モニタリングステーションの一般公開も行われ、2日間で住民や観光客など約80人が訪れた。住民の1人は「今回初めて見学して、波照間が地球温暖化の研究に役立っていることが分かって誇らしい」と話していた。  同ステーションは1992年に設立され、大気中の温室効果ガスや気象条件などの観測を行っている。地球規模の観測には、空気のきれいな場所が適しており、国内では北海道の根室と波照間の2カ所のみ。通常は無人で、茨城県にある研究所から遠隔操作で管理している。(本比田里奈通信員)
  • タグ: 波照間島温暖化
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