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オオヒキガエルを解剖 特定外来生物の生態など学ぶ

 特定外来生物のオオヒキガエルを解剖し、食べているものを調べる授業が14日午後、伊原間中学校(本成尚校長)で行われた。1年生12人が合わせて5匹を解剖したところ、胃の内容物が少ないことが分かり、「捕獲した時期には雨が少なく、えさとなる虫が少なかったためかもしれない。タイミングによって、胃に食べ物があったりなかったりする」などとの説明があった。  同校は前年度からコスモ石油エコカード基金の助成を受け、オオヒキガエルなど外来生物について学ぶ取り組みを行っている。前年度は5回の活動し、オオヒキガエルの調査などを実施。農作物の害虫駆除に外来生物を導入すべきかをテーマにした討論も行った。  本年度は身近に生息する外来生物の調査などに取り組んでいる。今月16日には外来生物を増やさない方法に関する話し合い、同21日には生徒たちが野底小学校で外来生物の問題について啓発活動を行う計画。  また、助成は本年度で終わる見通し。このため、本年度は学校側が外来生物に関する学習を継続していくための仕組みについても検討することになっている。  この日は自然ガイドの大堀健司さんと環境省のアクティブレンジャー、勝部五葉さんが講師を務め、カエルの体内の仕組みや解剖の方法などを解説。このあと、生徒たちがメスを握り、7月30日に捕獲したオオヒキガエルの解剖に挑戦した。  卵を抱いたメスの胃のなかがほとんど空っぽのケースも見られ、「食べるより、卵を産むことを優先させていたのかもしれない」との説明があった。

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