八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

オニヒトデ大量発生に危機感 対策強化を要請

 オニヒトデの大量発生を受け、八重山ダイビング協会(園田真会長)が対策事業費の増額を求めている。佐伯信雄環境対策委員らが9日、市役所に中山義隆市長を訪ね、「29年前の大量発生の再来」と危機感をあらわにし、国や県など関係先に対し対策強化を働きかけるよう要請した。  協会によると、昨年生まれたとみられる小さいオニヒトデが急激に増加。稚ヒトデは29年前の大量発生では確認されておらず、当時年間10万匹以上を駆除したとき以来の大発生と危惧(きぐ)する。  このため、協会は8月から夜間の駆除を始めた。日中はサンゴの奥に潜んでいる稚ヒトデが夜間に出てくるためで、これまで18回延べ231人で計1万172匹を駆除した。夜間の駆除は、県の委託業務の対象外。  協会は要請で「大発生時の対応で必要なのは、駆除に対しての事業費を十分に準備すること」と指摘、夜間の駆除を含めた対策費の増額を求めた。  佐伯対策委員は「石垣島のサンゴ礁は、八重山全体への種苗源である可能性が高い。サンゴ礁を自然社会資本としてとらえるべきだ。国内のサンゴ礁面積の54・75%に及ぶ八重山のサンゴ礁を守るため、関係機関に要請してほしい」と訴えた。

ページ移動

キーワード検索フォーム