Category: 社会・経済 Tag: サトウキビ 台湾 農業
格安商品、市への拡大も計画
【与那国】一般社団法人与那国花蓮縣交流発展協会(安里與助理事長)が町内の農家からの依頼を受け、台湾から輸入した肥料500袋(1袋40キロ)20トンが5日午前、祖納港に到着。依頼農家に引き渡された。交流協会として初の社会実験事業で、今後、日用雑貨や家具などの輸入に拡大し、将来的な人的交流につなげる方針。
同協会は、与那国町と台湾花蓮縣との文化・教育・観光・経済・交易等の多元的交流を推進し、国境を越える新しい生活交流圏を創造することを目的に、2009年12月に設立した。
今回の台湾からの肥料輸入は、理事でもある同町のサトウキビ農家の宮良正一氏(60)の依頼を受け、同協会が花蓮県の花蓮縣与那国交流発展協会の協力を得て輸入。台湾航路を持つ大東海運産業(株)の貨物船を利用し、先月23日に台湾の高雄港を出港。那覇港を経由して5日午前、同町の祖納港に入港。荷揚げされた。
輸入された肥料はサトウキビの肥料。20キロ換算で、系統肥料などが1700~1800円に対し1100円程度と格安。成分もほぼ同じという。
輸入を依頼した宮良氏は「年間約800袋の肥料を使う。1袋で500円変われば全体で40万円の違いが出る。キビの値段は変わらないのに肥料は以前の1.7倍ぐらいに値上がりしている。(国内産と)成分が同じならば、安い方がいい」と話した。
同協会の安里理事長(68)は「町民、協会にとっても記念すべき1歩となった。今回は宮良さんの個人輸入という形だが、今後は与那国の他の農家、石垣市の農家にも拡大し、安定的な輸入供給ができるよう取り組みたい」と話した。
同協会では今後、肥料関係で与那国町内の農家の需要を満たした上で石垣市や竹富町の農家にも拡大。さらに、輸入品目も食物検疫に該当しない生活物資や家具類にも輸入を拡大。与那国町の自立に取り組む方針。
コメントしてください。(
)