「ぱいぱてぃろーま」船名命名者も表彰
【波照間】合資会社波照間海運(上原元代表)の高速フェリー「ニューはてるま」(19トン、旅客定員80人)に代わる高速双胴船「ぱいぱてぃろーま」(89トン、120人)の就航記念式典・祝賀会(主催・県離島海運振興株式会社、波照間海運)が1日、波照間農村集落センターで開催された。波照間港では同船の入港時に婦人会や老人会、児童生徒らが総出で出迎え、島を挙げて新造船の就航を祝った。
同船は新造代替船として沖縄振興開発金融公庫や国、地方自治体などが出資する県離島海運振興会社が建造。波照間海運にリースする形で同航路を運航する。消波装置(支柱付加可動式水中翼)を備えた双胴船で欠航率の改善が期待されている。
記念式典では上原代表が「利便性・就航率の向上に向けて最大限努力し、波照間島の発展に貢献したい」と式辞。川満栄長町長が「新造船の就航は島民の悲願だったと思う。地域産業の振興に大きく貢献することを期待している」と祝辞を述べた。
船名は波照間小・中学校の児童生徒を対象にした公募で決まり、船名命名表彰式では名付け親となった安里希望さん(波照間中1年)ら入賞者8人に表彰状が贈られた。
安里さんは「特選に選ばれるとは思わなかったのでうれしい。『ぱいぱてぃろーま』は波照間の伝説をもとに家族で話し合って考えた。船名になってすごいと思う」と感想を話した。
祝賀会では大嶺高安波照間公民館長が「飛行機もない中で唯一の交通手段として、欠航するかどうかの判断は悩むところだと思うが、島民の双胴船への期待は大きい」と同社を激励した。
慶田盛安三町教育長の音頭で乾杯したあと、同社社員らによる「かぎやで風」で幕開け。各集落の女性部、婦人部、波照間青年会による余興が行われ、島を挙げて同船の就航を盛大に祝った。
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