9月
1日
2010

がんばる人を応援しよう

Category: 社説 Tag: 選挙



3市町議員選挙、いよいよ本番突入へ

 4年に1度の改選となる3市町議会議員選挙は、石垣市が5日告示、竹富町、与那国町が7日告示のいずれも12日投・開票(竹富町は翌13日開票)で実施され、新しい議員が選出される。水面下の攻防は日に日に激しさを増しており、告示と同時に選挙戦は一気に終盤戦に突入する。
 わたしたちはどの候補者が議員としてふさわしいのか、あるいは誰がわたしたちのために、この町のためにがんばってくれるのか、しっかりと見極めて投票に臨みたい。

■今選挙も注目点多く
 石垣市は定数22議席に34人が立候補する久方ぶりの多数激戦。去る3月、16年ぶりに革新から市政を奪還した中山市政が、安定した市政運営のために果たして過半数確保なるかが今選挙の焦点。これはまた今選挙の争点である防衛省が打ち出している自衛隊の石垣島配備の行方とも関係するだけに、市民がどう判断するか注目される。
 さらに石垣市は現職19人に新人14人が選挙戦に臨んでおり、例年になく多い新人の戦いぶりも注目される。

 竹富町は12議席に14人が立候補する前回の17人に比べてもさらに少ない少数激戦。同町は本土出身の候補者が初の議席を確保するか、黒島で2期8年ぶりに議員誕生となるか、現在1人の波照間は2人目復活なるかが焦点。

 前回と同じ6議席に8人が立候補する与那国町は、現在オール与党で外間町政のチェック機能は十分働いておらず、今選挙はこうした勢力分野がどうなるかが最大の焦点。与党4人、野党3人、中立1人が立候補する同町もまた選挙の行方が、自衛隊の与那国配備に関係するだけに大きな注目点だ。

■立候補動機と政治信条
 本紙は今回、議員選挙に臨む候補者に対しアンケートを実施、石垣市は去る29日に掲載。竹富町、与那国町は9月2日にそれぞれ掲載する。それは議員選挙は政策そっちのけの「名前連呼型」になりがちなため、やはり議員選挙も首長選挙と同じく政策や公約を提示して有権者に判断を求めてもらいたいという思いからだ。
 それぞれ立候補の動機、政治信条、政策(3点まで)、自衛隊配備の是非などを掲載した。動機、政治信条など多少は判断材料となるだろう。

 本紙とは別に八重山青年会議所も同様な趣旨でホームページに、先月20日から希望者のみだが候補者紹介をしている。それが野党現職の中から中山市長の出身組織などを理由に10人前後が忌避したのは残念だ。
 紙面の都合もあり確かに立候補者、有権者にとって政策などはこれで十分提示されたとはいえない。それは今後の選挙戦を通じて各候補者が議員になって何をしたいのか、積極的にぜひわかりやすく伝える努力があるべきだ。

■問われる有権者の責任
 有権者のみなさんも地縁血縁、友人知人という人のつながりだけでなく、ぜひ候補者の政策、人格、政治姿勢、実績も見て判断していただきたい。
 中には議員の地位を利用して利益誘導を図る者あるいは品位・品格に欠ける議員もいる。それもこうした議員を選び出した有権者の責任というものだろう。議会の善しあしはその町の民度とも言われる。選挙のたびに有権者の良識、責任も問われているといえる。
 近年は投票率も低下し、石垣市にいたっては90年までの90%台が前回は73%台に急降下した。「誰がなっても同じ」という「お任せ選挙」はやめて、がんばる人、がんばっている人をぜひみんなで応援し当選させたい。

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